WARNING: This is the OLD IUF website.
Visit the NEW IUF website here: http://www.iuf.org


アルジェリア:ケータリング労働者交渉と引き換えに仕事を再開、だが緊張感依然として続く

国営石油ガス会社ソナトラックの下請け会社に雇用される1200名のストライキを行うケータリング労働者は、仕事に戻り始め、交渉が続いている。3社からの19名の選出された労働者代表は、6月19日に、13日付けで解雇されたと告げられた。しかし、6月20日に、IUFがキャンペーンを開始してから3日後に、会社はこの対立中始めて、労働者代表との交渉に合意したが、条件はストライキの中止であった。労働者と討議し、会社は、この解雇は実施されず、労働者の要求に関して交渉する用意があると言った。そのため、IUFは、キャンペーンを中止したが、もし交渉が実らなければキャンペーンを再開する用意がある。

労働者は、政府と会社にメッセージを送ってくれた何千名もの支援者に感謝した。

Editorial ファイナンシャルタイムズによるキャドバリーの調査で租税回避の複雑な構造が発覚―モンデリーズと債務助成を詳細に調査する時

6月21日の英国のファイナンシャルタイムズは、元クラフ・トフーズ(現在は、スナックのグローバル巨大企業、モンデリーズ)に2010年に買収される前のキャドバリーが複雑な租税回避制度を利用していたことを広範囲に調査した結果を報告した。この調査では、おなじみのタックスヘイブンの利用をはるかにしのぐ様々な制度が発覚した。

『マルティ二』などの暗号名のオペレーションがでっち上げられ、ここではペーパーカンパニーが、架空の利子を発生させるために融資に見せかけた急造の金融商品の取引を行った。この結果、キャドバリーは、10億ポンドを超える売上げで、1億ポンドの利益を生んだ英国事業の法人税として640万ポンドしか払っていない。

現所有者は、キャドバリーの買収後すぐにキャドバリー本社を税金の低いスイスに移転した。スイスでは、親会社は、製品販売を製造品販売としてではなく、知的財産所有権から発生する税率の低い『ロイヤリティ』として会計処理できる。ファイナンシャルタイムズは、この移転から生じたと懸念される公共歳入の損失は過大評価であると示唆している。というのは、同社は、既に納税額を減らしているからである。誰か実際に記録を見て、計算をしたのだろうか?

Urgent Action トルコの抗議に連帯の国際行動

IUFと他の国際労組は、現在イスタンブールをはじめトルコ全土で起きている抗議行動を支援するため、6月21日―22日にトルコ大使館、領事館で行動、デモ、マーチなどを行うよう、全メンバーと広範囲の労働運動に対し呼びかけた。何千名もの活動家および市民が負傷し、少なくとも4名が警察の暴力のために死亡した。政府は、容赦ない取り締まりを加速させ、逮捕件数を増やしている。

大使館と領事館の一覧表はここから: http://www.mfa.gov.tr/turkish-representations.en.mfa

労働組合運動の要求は以下の通り:

・トルコ政府は、平和的なデモ参加者に対する国家暴力を即時に中止し、トルコの公共の場における集会と表現の自由の権利を保証する。

パキスタンのモンデリーズの労働者、24時間交代勤務後に死亡、医療給付が否定される

バルチスタン、ハブのモンデリーズ工場の労働者は、12時間勤務に2回連続してついた後、帰宅準備中に事故に会い死亡した。ムハマッド・ゾハイブさん19歳は、6月5日、帰宅の準備をしていたところ致命傷を負った。彼は疲労で倒れそうになっていたが、工場の門の外で、労働者を工場に運ぶ小型トラックが突然バックして、轢かれたものである。

工場は、手当てを必要とする負傷した労働者の治療や搬送の手立てがなく、救急車も持っていない。ゾハイブさんは民間医療センターに運ばれ、そこで応急処置を受けたが、医療保険がなかったために適切な治療は施されなかった。その後、リヤリ総合病院に運ばれたが、ここで怪我のために亡くなった。

ムハマッド・ゾハイブさんは契約労働者だった。モンデリーズの10億ドルの強力なブランドのひとつを生産するこの工場に常用生産労働者はいない。この工場で、労働派遣会社HRSグローバルに雇用され、モンデリーズの担当者に監督される150名の不安定雇用労働者によって、Tangが製造されている。

Urgent Action 協定を守れないアコー社、またも労働者の権利を侵害する ― 今行動を!

フランスに本社を置くホテル多国籍企業アコーは、労働組合権と自社が締結した協定を順守することを学べるだろうか?

アコーにメッセージを送るには、ここをクリック!

北米のIUF加盟労組UNITE HEREのローカルユニオンは5月30日、カナダ、オタワにあるフランス大使館を再訪し、ノースヨークとオタワのアコー・ノボテルがオンタリオの法律と国際基準を再び侵害していると報告した。これらのホテルの労働者は長年、組合の支援を得て組織化活動を行ってきており、組合は、アコーが従業員の組合代表の権利に介入しないという合意が経営者と出来ていると理解していた。

Urgent Action アルジェリアのケータリング労働者、ストライキ第3週目に入る ー 今行動を!

アルジェリアの国営大手石油化学会社ソナトラックにケータリングやその他のサービスを提供する約1200名の下請け労働者は、厳しいストライキの第3週目に入り、ハッシルメルの本社の前でテント生活を続けている。

アルジェリア政府にメッセージを送るには、ここをクリック。

超富裕企業ソナトラックは、世界最大の石油化学会社の一つで、ハッシルメルは、欧州への輸出も含め、石油とガス輸出の主要拠点である。

6月12日:2013年の児童労働反対世界デー、家事労働の児童を対象に

IUFは、6月12日の児童労働反対グローバルマーチによる児童の家事労働廃止と若い家事労働者保護のためのキャンペーン立ち上げを歓迎した。

グローバルマーチのキャンペーンは、家事労働者に関するILO条約第189号の批准を推進し、世界中の子供の家事労働者のために教育と訓練を受ける自由と機会を呼びかけるものだ。まずは、インドネシア、パナマ、トーゴを対象とする。

児童労働反対世界デーを記念してILOから出された最新の報告書によると1050万人の子供たちが、他人の家で、危険な、時によっては奴隷のような条件で家事労働者として働いていると推定される。

ILOの報告書、『家事労働における児童労働を終了させるー若年労働者を虐待と搾取から保護する』は、ここからダウンロード

グローバルマーチキャンペーンの支援は、ここをクリック。

マクドナルドの国際アクションデー

6月6日、30カ国以上のマクドナルド労働者は、米国ペンシルバニアのマクドナルドで労働条件に抗議している移民労働者に連帯して、国際アクションデーに参加した。

IUFとその加盟組合は、様々な国で多くのデモを組織してこのアクションを支援した。

アクションの全報告と写真は、ここをクリック。

Syndicate content

IUF.
国際食品関連産業

労働組合連合会(IUF)