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イスラエルのマクドナルド労働者、権利を求める

イスラエルの最大の若年者従業員委員会が6月3日に設置され、何千人ものマクドナルド従業員がヒスタドルート・ワーク・スタディ・ユースユニオンに加入した。労働者は、今労働協約とより良い賃金と労働条件の向上を求めている。

イスラエルのビジネスマンに所有され、マクドナルドは何千名もの若者を雇い、イスラエルで160の店舗を持つ最大かつ最も利益を上げるファーストフードチェーンである。高い利益を上げているが、若い従業員は、最低賃金で雇われている。

マクドナルドの従業員代表は、経営者の反対に会い、組織化の努力の障害に直面していると報告している。

ヒスタドルート・ワーク・スタディ・ユースユニオンは、若年者労働法違反に関するマクドナルト従業員からの苦情が過去数年間で事務所に累積されていると報告する。無給病気休暇、無給研修、法律で要請されるように旅費が払い戻されないなどである。

昨年7396名の若い労働者が組合に加入した。写真は組合員加入用紙に署名した2人の新しいマクドナルドの組合員だ。

Editorial 中国鶏肉加工工場の死亡火災事故が独立労組の必要性を浮き彫りにする

6月2日、中国北東部、吉林省徳恵市の鶏肉加工工場の火災で120名の労働者が死亡した事故をIUFは悼むものの、驚きはしない。火災が起きた時350名の労働者は狭い出口がひとつしかない加工工場の中に閉じ込められた。

労働者は、工場の扉は施錠されており、火元と見られるアンモニアなど職場の危険について警告も訓練もなかったと報告している。この工場は、中国政府から鶏肉加工の『革新的なアプローチ』で賞賛され、吉林省の『トップ100』アグリ工場として承認されていた。

中国の報道機関は、この工場の労働条件は、混雑しすぎて、火災避難通路と手順は、劣悪で検査標準以下だったと結論づけたと報道している。

なぜ、危険な状況が許されたのか?

ほとんどの報道は、労働者と製品の安全性と環境劣化を犠牲にした腐敗した国家役人とビジネスの癒着関係に焦点を当てている。しかし、国家役人と使用者は、労働者が職場安全のために集団組織化を自由に行えない限り危険な職場を黙認する。この工場火災と他の職場の悲劇の根本的な原因は、独立労組を結成する労働者の権利が否定されていることだ。独立労組は、職場における人権行使の唯一の手段である。

接客産業労働者は、生活賃金を受けるに値する

ホテル、レストラン、バー、クラブ、契約ケータリングに雇用されるIUF英国加盟組合ユナイトの組合員は、6月5日、第2回接客業、観光業サミットの機会にロンドンで抗議行動を行った。

サミットに出席する多くの主要な接客業セクター企業の産業リーダーが、2020年までに30万の新しい雇用を創出すると言う産業の認知度を高めることを呼びかけている間、労働者は、「それはどんな仕事?」と尋ねた。

ユナイトの経験では、この産業は、低賃金、職場でのいじめ、移民労働者の搾取に悩まされている。現在の成長と利益率にもかかわらず、一番賃金の低いスタッフにロンドンの生活賃金、8.55ポンドを払う主要なホテルやレストランチェーンはひとつもない。

組合指導者は、労働者は、常にいじめや嫌がらせに直面していると言う。ユナイトは、使用者が本当に接客業を将来の産業にしたいのであれば、ディーセント賃金、職場の尊厳、労働者の権利の尊重という中核的な問題を扱わなければならないと言った。

コロンビア: バナナ労働者、全国ストライキに備える

実を結ばない2ヶ月間の交渉の後、コロンビアのIUF加盟労組の農業労組SINTRAINAGROは、組合員は、賃金の43%までの削減と社会手当てカットの使用者提案に対してストライキを行う準備があると発表した。18,000名の労働者がストライキに参加する予定である。

SINTRAINAGRO委員長、ギエルモ・リベラは、「権利を主張したために殺害された多くの組合指導者と組合員を埋葬してきたこの30年の闘争の後、国際市場向けの生産と輸出を続けるためにこれらの権利を終わらせるという使用者の主張を許すことはできない」と言った。彼は、ストライキ行動は、労働者の最後の頼みの綱だが、使用者の態度のために労働者は他に選択肢がないと付け加えた。

IUF書記長ロン・オズワルドは、IUFは、SINTRAINAGROを支援するために世界中の加盟組合を動員すると約束した。

解雇されたエジプト・モンデリーズ組合幹部がジュネーブでIUF、スイス労組および国際ジャーナリストに会う

エジプトのアレキサンドリアにあるモンデリーズのキャドバリー工場で、昨年独立労組が立ち上げられたが、その後抑圧された。その結成メンバーの2人が5月30日に開催されるIUF執行委員会の特別セッションのためにジュネーブを訪れ、ムバラク政権崩壊で始まった民主権と労働者の権利のための今も続く闘争の彼らの経験を語った。

フセイン・アーメッドとナスル・アワッドの両名はIUF執行委員会のメンバーに、ムバラク政権が低賃金と権利を持たない労働者をベースに海外投資を奨励し、いかに労働者に苦難を強いてきたかについて話した。民主主義の蜂起により、労働者は職場における権利の主張に奮い立ったが、新政府は、旧政権と同じ方法でこれらの要求を拒否している。執行委員会では、キャドバリー労組の加盟を承認し、組合権およびモンデリーズの承認のグローバル・キャンペーンに対する支援を再確認した。

                       アルジェリアのケータリング労働者、ハンストを開始

世界有数のガス油田の一つであるアルジェリアのハッシルメル油田で、3つの会社に雇われる1100名以上のケータリング労働者がハンストを始めた。彼らは何カ月にもわたり、組合結成の権利や給与、交代勤務、労働条件、住宅、交通手段を向上させるための団体交渉権に関して抗議とストライキを実施してきたが、これはその最新の行動である。ホスト企業である国営の石油会社Sonatrachとケータリング企業が労働者の主張の正当性を認めると合意したにもかかわらず、この合意に関してなんら実施されていない。5月29日に労働者が再度ストライキを行うと、会社は代わりの労働者を入れた。無期限のハンストは、承認と正義を得るための命を張った対応である。

オーストラリアとニュージーランドの食品労組、秘密裏の貿易・投資協定に反対

オーストラリアとニュージーランドの労組は、環太平洋パートナーシップ協定(TPPA-アジア太平洋の自由貿易協定)を交渉している政府に対し、勤労家族の権利と生活条件を保護するように呼びかけた。

IUF加盟の食品労組は、参加政府に3つの主要な要求を行った。

このTPPAへの要求は、政府の医薬品コスト助成の権利を損なわないことによって、働く人々の手ごろな値段の後発医薬品を手に入れる権利を維持すること、結社の自由と労働者の団体交渉権を尊重すること、法律や政策で海外投資家の投資に損害を与えたことを理由に政府を提訴する権利を海外投資家に与えないことである。例えば、オーストラリアの無表示包装のタバコの法律は、もし、投資家が告訴の権利を持てば、連邦政府で裁判になるかもしれない。

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職場復帰のために闘争するインドのペプシコ労働者、人権侵害を非難

西ベンガルのペプシコ・フリトレー工場での激しい組合潰しは、日曜日のエデンガーデンスタジアムでインドプレミアリーグ・クリケットの何万ものファンの注目を浴びることになった。インドプレミアリーグの主要スポンサーであるペプシコは、3月と4月に労働者の大量解雇を行い、批判が高まっているためである。

ペプシコと専属契約する3つの倉庫に雇用される合計162名の従業員は、INTUCの支援で組合を組織し、要求を提出したところ、嫌がらせを受け、攻撃され、そして解雇された。派遣業者や下請け化された倉庫による不安定な取り決めの下で、労働者は法定最低賃金より低い賃金で雇われている、法律上の権利を否定されている。主要な経営者としてペプシコ経営者と倉庫経営者に直接、要求を提出した直後に、暴漢集団が労働者を攻撃するために配置され、労働者を倉庫から立ち退かせた。

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IUF.
国際食品関連産業

労働組合連合会(IUF)