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解雇されたエジプト・モンデリーズ組合幹部がジュネーブでIUF、スイス労組および国際ジャーナリストに会う

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エジプトのアレキサンドリアにあるモンデリーズのキャドバリー工場で、昨年独立労組が立ち上げられたが、その後抑圧された。その結成メンバーの2人が5月30日に開催されるIUF執行委員会の特別セッションのためにジュネーブを訪れ、ムバラク政権崩壊で始まった民主権と労働者の権利のための今も続く闘争の彼らの経験を語った。

フセイン・アーメッドとナスル・アワッドの両名はIUF執行委員会のメンバーに、ムバラク政権が低賃金と権利を持たない労働者をベースに海外投資を奨励し、いかに労働者に苦難を強いてきたかについて話した。民主主義の蜂起により、労働者は職場における権利の主張に奮い立ったが、新政府は、旧政権と同じ方法でこれらの要求を拒否している。執行委員会では、キャドバリー労組の加盟を承認し、組合権およびモンデリーズの承認のグローバル・キャンペーンに対する支援を再確認した。

モンデリーズ・ビスケットのジョイントベンチャーSOTUBI社のチュニジアのUGTT労組の代表も、エジプトの2名と共に参加するはずだったが、土壇場でスイス政府が、ゲース・ナフティ現書記長とジィド・ナロフィ前書記長のビザ発給を拒否した。IUFはスイス当局に対して、結社の自由の深刻な侵害として抗議している。

2名の労働組合活動家は、スイスのIUF加盟労組ユニアの後援で行われたその晩の会議に、彼らのメッセージを持参した。この会議は、UGTTとチュニジアの民主勢力に対するユニアの現行の支援の一環として、IUFと共に準備したものである。会議の参加者の多くが、象徴的なチョコレートブランド、トブラローネの所有者がモンデリーズであると知って驚き、エジプトとチュニジアにおける同社の行動に憤慨した。キャドバリー労組活動家は、会議で、ムバラク政権と闘った大衆は、モンデリーズ体制、あるいは他の使用者による独裁的な職場を決して認めず、権利を求めて闘い続けると、発言した。

翌日、IUF書記長ロン・オズワルドとエジプトの労働組合活動家は、ジュネーブ国際プレスクラブの記者会見で話をした。オズワルド書記長は、モンデリーズの本社経営者にIUFと話をすること、あるいは、IUFからの書簡の受領を通知することさえも拒否していることを説明せよと挑戦した。そしてIUFとそのメンバーは、モンデリーズが組合員と幹部を苦境に追いやることで、民主主義の権利を求める基本的な闘いを抑圧することを許さないと伝えた。

記者会見の動画はこちらから

IUF.
国際食品関連産業

労働組合連合会(IUF)