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TUC、英国の派遣労働者の不均等待遇に対応

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英国の派遣労働者の約6人に1人は、同じ会社で同等の仕事をしている常勤労働者に比べ、週給が最大135ポンド少ない。英国で臨時派遣労働に関するEU指令が国内法化されたが、この法律の下で、『スウェーデン型適用逸脱』として知られる抜け道を使い、派遣労働者を派遣業者の常用労働者にすることで、12週間の就労後に派遣労働者を同等賃金にしなければならない要件を、使用者は回避できる。

仕事が無い時、これらの労働者に国の最低賃金を4週間支払えれば、均等待遇は適用されない。

使用者たちは、2011年に制定されたこの新しい法律に反応して、即座に何千人もの派遣労働者を常用派遣契約に移した(「不均等の固定化」の記事参照)。それ以来、英国の経済「回復」には、スウェーデン型適用逸脱とゼロ時間契約の急増が伴っている。。

ナショナルセンターTUCは、EU手続きの下、英国政府に対し正式な申し立てを行う。