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IUFとアメリカの労組、人権侵害の中止要請でモンデリーズ株主総会を揺さぶる

IUFとアメリカの労組は、5月21日にシカゴ近郊で開催されたモンデリーズ社の第1回株主総会で、劇的な介入を行い、人権侵害を是正するよう本社経営者に要請した。モンデリーズ労働者と組合支持者は彼らの懸念を強調するために、外で集会を行った。

ロン・オズワルドIUF書記長は、会議で次のように発言した。「私はスイスから来ました。なぜかというとこの部屋にいる皆さん、特にこの会社の役員、上級経営者の皆さんにモンデリーズによる北アフリカの国々の労働者の人権侵害と、それが今も続いていることを知っていただかなければならないからです。これらの諸国では人々が近年、民主主義と正にこれらの人権を手に入れるために大きな犠牲を払ってきました」

「チュニジアとエジプト両国で、モンデリーズは、組合幹部を解雇して独立民主労組による代表性をつぶそうとしました。労働者と誠実に交渉することを拒否しました。これらの労働者は、ここアメリカを含め、モンデリーズのどこの従業員も持つ普遍的な人権を求めています」

Urgent Action 英国のモルソン・クアーズの雇用と権利の破壊に反対するユナイトの闘争を支援しよう

IUF加盟の英国のユナイト・ザ・ユニオンとモルソン・クアーズ・ビール会社のメンバーは、半数の組合員の賃金カットと強制的な超過勤務時間、そして使用者が勝手に決めた条件に変更するため一方的な協約破棄を含む会社の提案対して立ち向かっている。モルソン・クアーズは、6月14日までに会社提案に合意しなければ労働者を解雇すると脅かしている。

この争議の争点は、グループのバートン・ビールとショブナル・モルティングズの大改革である。組合は、455名の全労働者が解雇に直面しており、現在より劣る賃金と労働条件で再雇用されるだろうと報告している。

労働者は、24時間に満たない通知時間で仕事に来るように言われることもありえ、また彼らの給与が年間9000ポンドカットされかねない。またこの提案には最大26人の人員整理も含まれる。

パキスタン・モンデリーズでは外部者が『うれしい、おいしい時』を作る

パキスタン・モンデリーズは、政府に、製品を製造する労働者の大半が合法的な労使関係保護の範囲を超えた外部者であること、そしてこの乱用に異議を申し立てる者は、権利を剥奪されるべきだと告げた。

パキスタン・モンデリーズでは、53名の常用労働者と350名を超える契約労働者(このうち150名が中核的生産に携わる)がキャドバリーブランド製品を製造している。

経営者は、組合の要求である派遣労働者の身分に関する交渉を、こんな要求を上げる権利は組合には無いと主張し、一貫して拒否している。組合が4月1日のストライキ通告を提出すると、会社はロックアウトを申請した。

サンパウロのネスレ労働者同等の賃金と労働条件を求めて闘争

ブラジル、サンパウロ州のネスレ・プリナに雇われる労働者は、劣った賃金と労働条件はもうたくさんだと思っている。サンパウロの食品労組(FETIASP)は、使用者と団体交渉の真っ最中である。

10年前に、ネスレはプリナ工場を買収した。そして10年間、労働者は、サンパウロ州の他のネスレ労働者と同等の条件を求めてきた。彼らは、今回こそ交渉終結を成功させる決意をして、目標を達成するために闘う準備をしている。IUFラテンアメリカ地域書記局とラテンアメリカネスレ労連(FELATRAN)は、これらの労働者の主張を支援して、連帯と実践的な援助を提供する。

モンデリーズ、ガム売上げを増加する模様、一方で人権侵害の難局に甘んじる

「我々は、惨憺たるガム売上げを単に認めて、傍観することはしない」とモンデリーズの最高経営責任者アイリーン・ローゼンフェルドは、言った。一方で、エジプト、アレキサンドリアのチューインガム工場で5名の組合幹部が解雇された人権侵害を認めることを否定している。「IUFは、権利の行使のために組合幹部が一方的に解雇されたことを単に認めて、傍観することはしない」とIUF書記長ロン・オズワルドは、言った。

IUFは、解雇された労働者が正義を得て、モンデリーズがその従業員の普遍的権利を尊重するまで靴についたチューインガムのようにこの課題に固守する。

同時に、ローゼンフェルドは、『株主にそれ以上の価値を開放する』ペプシコとの合併のうわさを認めた。合併が起これば、IUFは、新しい会社に過去の非正義を是正する責任を取ってもらう。

英国キャドバリー労働者、モンデリーズの人権侵害に対して立ち上がるエジプト労組と手を握る

英国キャドバリーのUNITE組合員は、キャドバリーの親会社モンデリーズ・インターナショナルによる人権侵害に異議を申し立てるエジプトの労働者と手を組んだ。5月2-3日、ユナイトは、アレクサンドリアのキャドバリー工場の2名の解雇労働者を受け入れた。ナスル・アワドとフセイン・アマッドは、昨年会社が組合を潰そうとして解雇された独立労組の5名の結成メンバーの中の2人である。彼らは、バーミンガムの地方議会会館で組合活動家と政治家に会い、バーミンガム労組連絡協議会に挨拶を行った。

この後、モンデリーズの職場委員と会い、キャドバリーボーンビルクラブで姉妹組織結成式を行った。英国のモンデリーズの工場のユナイトの組合員は、エジプトの労組と連帯を築くために『姉妹組織』になる約束をした。ユナイトの全国役員、ジェニー・フォンビーは、「我々の組合員は、エジプトの仲間に対するこの不当な攻撃を深刻に受け止めており、これを傍観しない」と発言した。

インド、ミルクフード工場労組、組合つぶしに対抗し、権利を復活

IUF加盟のインド、パンジャブのミルクフード工場労組は、62日間抵抗を続けた後、利益に飢えた大衆薬企業、グラクソ・スミス・クラインによる組合つぶしと労働条件の低下に対して重要な勝利を勝ち取った。

4月23日に至った合意で、すべての停職処分は撤回され、組合員は翌日仕事に戻った。組合活動を罰するための2月と3月の一方的な賃金カットも元に戻され、全額支払われる。

これが、2012年10月1日に遡る新労働協約の道を開いた。この労働協約は、組合の1600名の組合員の賃金と手当てを大幅に向上させ、争議に至った労働条件の悪化に取り組むものである。

組合は、IUF加盟組合のインド乳業労連とIUF乳業部門のパンジャブの乳業労働者の公正な待遇を勝ち取る支援に感謝した。

労働安全衛生世界デー2013年4月28日:IUF、除草剤パラコートの禁止を呼びかける

労働安全世界デーを記念して、IUFは、非常に毒性の高い除草剤で、解毒剤がなく、世界の農村社会で農業労働者や農夫の死亡、重篤な傷害の原因であるパラコートの世界的禁止を再び呼びかける。

この呼びかけは、ジュネーブで各国政府が、農薬管理の主要な国際協定のひとつである、ロッテルダム条約の第6回締約国会議で集まる時に行われる。

IUFは、NGOのベルン宣言と農薬アクションネットワークと92のその他の組織と共に、本条約の締約国である政府にパラコートをその範囲に含むよう呼びかける。これは、政府が輸入を防止し、パラコート使用を制限できることを意味し、全面的禁止を得る重要なステップである。

IUFは、4月28日から5月10日まで開催される締約国会議を監視し、頑固な政府に対しロビー活動をするよう加盟組合に要請の準備をする。

Syndicate content

IUF.
国際食品関連産業

労働組合連合会(IUF)