WARNING: This is the OLD IUF website. Visit the NEW IUF website here: http://www.iuf.org |
ILO 、家事労働者に関する条約を採択
6月16日に家事労働者に関するILO条約と勧告の第2次最終討議が首尾良く終了した。ついに労働者として認められ、他のカテゴリーの労働者と同じ基本的な権利を保証された世界中の何百万人もの家事労働者にとって歴史的な日となった。
- 書面契約の権利
- 労働時間規制
- 安全衛生規定
- 産休を含む社会保障の適用
- 労働仲介業者を監視する機構を含む移民家事労働者の保護
討議中、家事労働者の通常労働時間の権利と最低週24時間の休みの権利に関してコンセンサスに達するかどうか、まったく不明だった。最も議論を呼んだのは、使用者が労働者を自由に使えるようする待機時間の問題だった。労働者グループと大半の政府は、待機時間は、労働時間にみなされるとしている。このために幾人かの使用者が条約に反対票を投じたと伝えられた。
しかし、条約と勧告は、広範囲の支援を得て、いくつかの政府は(フィリピンとウルグアイ)は、既に批准を進めると宣言している。
IUFが支援した国際家事労働者ネットワーク(IDWN)のメンバーが条約の準備作業全体に重要な役割を果たした。ILO事務局長ホアン・ソマビアがこの貢献を認め、事務局長は、本会議場の外でIDWNの代表と共に勝利を祝った。
条約の本文はここをクリック。
勧告はここをクリック。