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英国製パン労働者、ゼロ契約時間に反撃

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IUF加盟の製パン食品関連労組の闘争的な行動のおかげで、ウィガンのホヴィス製パン会社はゼロ契約時間の使用を止めた。

会社は今年初めに30人の正規雇用を削減し、賃金と労働時間も減らした。その後、搾取的な契約(時間が特定されず、条件には制限的な保証しかない)で派遣労働者を雇った。828日に開始された1週間の波状ストライキの2回目の後に、会社は、これらの労働者のうち24名を常用契約にすることに合意した。3回目のストライキの直前には、会社は派遣労働者の使用に制限をかけることに合意した。12週間フルタイムで雇用された派遣労働者には、同等賃金が適用される。すなわち、派遣労働者の均等処遇を否定するために広く使われている『スウェーデン型適用逸脱』は使えないということだ。

現在イギリスでは、少なくとも100万人の労働者がゼロ契約時間で雇われ、全く雇用保障がない上に、賃金が平均より約40%低い。